ジャズクラブ フレグランスオイル-100ml メゾンマルジェラ type コスメ等級 ディフューザー 香水 キャンドル 石膏芳香剤 リフィル レビュー
メゾン・マルジェラの「Jazz Club」をイメージしたという、こちらのフレグランスオイル。100mlという大容量で、ディフューザー、香水、キャンドル、石膏芳香剤のリフィルとして使用できる汎用性の高さが魅力です。今回は、主にディフューザーと石膏芳香剤として使用した感想を、詳しくレビューさせていただきます。
開封と第一印象
開封した瞬間に広がる、芳醇で深みのある香りは、まさに「Jazz Club」の世界観を彷彿とさせます。トップノートは、ラム酒の甘くスモーキーな香りが漂い、そこにレザーの硬質さとタバコの乾いた葉の香りが重なります。この時点でもう、大人の隠れ家のような、洗練された雰囲気が漂ってきます。
ディフューザーでの使用感
まず、リビングのディフューザーに数滴垂らしてみました。オイルのテクスチャーは、サラサラとした軽いタイプで、リードスティックへの吸い上げもスムーズでした。拡散力は、そこまで強くなく、部屋全体を香りで包み込むというよりは、空間に上品な香りのヴェールをまとうようなイメージです。
香りの変化も楽しめます。最初はラム酒の甘さが際立ちますが、時間が経つにつれて、レザーやタバコの香りが前面に出てきて、より重厚で落ち着いた香りに変化していきます。この変化が、まるでジャズクラブで音楽を聴きながら、ゆっくりと時間を過ごしているような感覚を呼び起こしてくれます。
特に気に入ったのは、 香りの持続性 です。一度香りをつけた後、数日間はほのかに香りが持続しました。頻繁にオイルを補充する必要がないのは、経済的にも嬉しいポイントです。また、香りの強さを調整しやすいのも、ディフューザーならではの利点です。数滴で控えめに、多めに垂らせばしっかりと香らせることも可能です。
石膏芳香剤での使用感
次に、クローゼットや玄関に置いている石膏芳香剤に、このオイルを染み込ませてみました。石膏はオイルをしっかりと吸着してくれるため、香りの広がりはディフューザーよりもやや控えめですが、ピンポイントで香らせたい場所には最適です。
クローゼットに置いたところ、 衣類にほんのりと香りが移る のが感じられました。服を着るたびに、ふわりと上品な香りが漂い、気分が上がります。玄関に置けば、来客時にもさりげないおもてなしとして、心地よい印象を与えることができるでしょう。
石膏芳香剤の場合、ディフューザーよりも香りが揮発するスピードが速いように感じましたが、それでも1週間程度はしっかりと香りが持続しました。定期的にオイルを垂らすことで、常にフレッシュな香りを保つことができます。
香水としての使用感
今回は本格的な香水としての使用は控えていますが、手首に少量つけてみました。肌につけた瞬間は、アルコールのような刺激はほとんどなく、オイルそのままの香りが広がります。体温によって香りが変化し、より一層深みが増すのが感じられました。 普段使いの香水としては、やや個性的で主張が強いかもしれませんが、特別な日の香りとしては非常に魅力的 だと思います。
キャンドルへの応用
キャンドルにこのオイルを使用した場合、燃焼によって香りが広がるため、よりダイナミックな香りの体験が期待できます。ただし、オイルを直接ワックスに混ぜる場合は、引火点などを考慮し、安全に十分配慮する必要があります。今回は試していませんが、 アロマキャンドルを手作りする際の香料として活用するのは、非常に面白い と思いました。
まとめ
メゾン・マルジェラ typeの「Jazz Club」フレグランスオイルは、 本格的で奥深い香りを手軽に楽しみたい方におすすめ です。100mlという大容量なので、様々な用途に惜しみなく使用できるのが嬉しいです。ディフューザーで空間に上品な香りを漂わせたり、石膏芳香剤でピンポイントに香らせたりと、その日の気分や場所に合わせて使い分けることができます。
香りの質は高く、安価なアロマオイルにありがちな人工的な甘さやケミカルな香りは一切感じられません。むしろ、 高級感あふれる、洗練された大人の香り と言えるでしょう。香りの変化も豊かで、単調にならず、いつまでも嗅いでいたくなるような魅力があります。
唯一、香りがやや個性的であるため、万人受けする香りとは言えないかもしれません。しかし、 「Jazz Club」の持つ独特の世界観や雰囲気を再現したい 、あるいは 他の人とは少し違った、印象的な香りを求めている という方には、間違いなく満足いただける一品だと思います。リピート購入も検討したいと思える、素晴らしいフレグランスオイルでした。
上の文章は個人的な感想です。下記サイトで正確な情報をお確かめください

