DEMETER アトモスフィア ソイ キャンドル グラス 170g レビュー
今回ご紹介するのは、日本未発売という希少性と、その名の通り「アトモスフィア」、つまり「雰囲気」を重視した、DEMETERのアトモスフィア ソイ キャンドル グラス 170gです。最近、自宅でのリラックスタイムをより豊かにしたいと考え、キャンドルに注目していました。そんな中、偶然見つけたのがこのキャンドル。
まず、DEMETERというブランド自体、香りの世界では知る人ぞ知る存在ですが、この「アトモスフィア」シリーズは、特定の「モノ」の香りではなく、空間全体に広がる「空気感」や「情景」を表現することに特化しているとのこと。そのコンセプトに惹かれ、購入を決めました。
商品が届いた時の第一印象は、シンプルで洗練されたパッケージでした。ガラス製の容器は、どんなインテリアにも馴染む控えめながらも上品なデザイン。170gというサイズ感も、大きすぎず小さすぎず、デスクの上やベッドサイドなど、様々な場所に飾りやすいのが嬉しいポイントです。
そして、いよいよ点火。火を灯した瞬間、期待を胸に香りを確かめます。今回私が選んだのは「スプリングフォレスト」という香り。商品説明には「春の森の、瑞々しい空気と若葉の香り」とありました。
香りの体験：スプリングフォレスト
火を灯してすぐ、ふわりと鼻腔をくすぐるのは、まさに「瑞々しさ」そのもの。人工的な香料特有の強すぎる主張はなく、自然の恵みを感じさせるような、繊細で奥行きのある香りです。例えるなら、雨上がりの朝、森の中を散歩しているような感覚。土の匂い、湿った葉っぱの匂い、そして木々の生命力を感じさせるような、清涼感あふれる香りが広がります。
トップノートは、シトラス系の爽やかさと、微かに青々とした草のような香りが感じられます。これが、春の訪れ、芽吹きのエネルギーを表現しているのでしょうか。続いてミドルノートでは、より深みのあるグリーンの香りが中心となり、まさに森の中にいるような感覚を強めてくれます。苔むした木々や、地面に生い茂るシダの葉のような、落ち着いた香りが心地よく包み込みます。
そして、ラストノートにかけては、ほんのりとした木の温もりや、遠くから漂ってくるような、甘さを抑えたフローラルな香りが感じられるような気もします。全体を通して、香りが単調にならず、時間とともに変化していく様子が、まるで実際の森の情景を写し取っているかのようです。
燃焼時間と煙の少なさ
ソイキャンドルということで、燃焼時間にも期待していました。このキャンドルは、約40時間ほどの燃焼時間があるとのこと。実際に数日間、気分に合わせて使用していますが、ゆっくりと燃え進み、香りが持続してくれるので、コストパフォーマンスも悪くないと感じます。また、ソイキャンドルの特徴である、煙が非常に少ない点も高く評価できます。お部屋の空気を汚す心配が少なく、安心して使用できるのは大きなメリットです。
燃焼時の炎も、安定していて揺らめきが美しく、見ているだけでも心が落ち着きます。ガラス容器との相性も良く、インテリアとしての存在感も十分にあります。
「アトモスフィア」の真髄
このキャンドルの最も素晴らしい点は、やはり「アトモスフィア」というコンセプトがしっかりと体現されていることです。単に「良い香り」というだけでなく、その香りが呼び起こす情景や感情が、空間全体に心地よい「雰囲気」を作り出します。例えば、読書をする際に灯せば、より集中力が高まり、物語の世界に没入できるような感覚になります。あるいは、就寝前に灯せば、穏やかな眠りへと誘ってくれるような、リラックス効果も期待できます。
日本未発売という希少性も、所有欲を満たしてくれる要素の一つです。周りと差をつけたい、特別なものを手に入れたいという方には、非常におすすめできる逸品と言えるでしょう。
まとめ
DEMETER アトモスフィア ソイ キャンドル グラス 170gは、その洗練された香りと、空間に心地よい「雰囲気」を作り出す力において、非常に満足度の高いキャンドルです。
「スプリングフォレスト」の香りは、自然の息吹を感じさせる瑞々しさと奥行きがあり、リラックス効果や集中力向上など、様々なシーンで活用できます。
ソイキャンドルならではの優しい燃焼と、煙の少なさも魅力。日本未発売という特別感も相まって、自分へのご褒美や、大切な人へのプレゼントとしても最適です。
香りの種類は他にも複数あるようですので、ぜひ色々な「アトモスフィア」を体験して、ご自身の空間を彩ってみてはいかがでしょうか。
上の文章は個人的な感想です。下記サイトで正確な情報をお確かめください
