ニコライ パフュームキャンドル ブルーリラ(ブルーライラック) 190g レビュー
今回ご紹介するのは、日本未発売のニコライ パフュームキャンドル、ブルーリラ(ブルーライラック) 190gです。送料無料という嬉しい特典付きで、以前から気になっていたブランドのキャンドルを手にする機会を得ました。香りの世界では名高いニコライですが、キャンドルとなるとその実力はいかに。開封から燃焼、そして香りの変化まで、じっくりとレポートさせていただきます。
箱を開ける前の期待感
まず、届いた箱を開ける前から、そのパッケージングに期待が高まります。シンプルでありながらも上品なデザインは、さすがニコライという印象。キャンドル本体は、ガラス製の容器に入っており、ずっしりとした重厚感があります。ブルーリラという名前から、どのような香りが広がるのか、想像を掻き立てられました。ライラックの香りは、春の訪れを感じさせるような、甘くも清々しいイメージがあります。
初めての火入れ：序盤の香りの広がり
いよいよ火を灯します。芯に火をつけると、すぐに甘く、そして少しスパイシーな香りが漂い始めました。ブルーライラックという名前から、もっとミルキーで柔らかな香りを想像していましたが、意外にも洗練された大人っぽい香りです。トップノートは、フレッシュなグリーンノートに、ほのかな柑橘系の酸味を感じます。これが、ライラックの甘さを引き立て、単調にならない奥行きを与えているようです。
香りの広がりは、決して強すぎず、お部屋全体にふんわりと優しく広がっていく感じです。リビングに置きましたが、20畳ほどの広さでも十分に香りが届き、リラックスできる空間を作り出してくれました。燃焼状態も非常に安定しており、ワックスが均一に溶けていく様子は見ていて心地よいです。
中盤：ライラックの香りの本領発揮
時間が経つにつれて、香りの中心がブルーライラックへと移っていきます。これは、まさに洗練されたライラックの香りそのものです。甘すぎず、どこかピュアな印象もあり、まるで雨上がりの庭園に咲き誇るライラックの花束を嗅いでいるかのよう。そこに、微かにパウダリーなニュアンスが加わり、上品さを増します。この香りは、フローラル系が苦手な方でも楽しめるのではないでしょうか。
香りの持続性も高く、一度火を灯すと、数時間はその香りを堪能することができます。ティータイムや読書の時間にぴったりで、穏やかな時間を演出してくれます。また、燃焼中の煙や匂いも気にならず、クリーンな燃焼であることが実感できました。
終盤：香りの変化と余韻
キャンドルが半分ほどになり、香りの印象も少し変化してきます。ライラックの香りはそのままに、より深みと落ち着きが増します。ラストノートには、ムスクのような、あるいはサンダルウッドのような、温かみのあるウッディなニュアンスが感じられます。これが、香りに官能的な魅力を与え、一日を締めくくるのにふさわしい、心地よい安らぎをもたらしてくれます。
火を消した後も、しばらくの間、お部屋に心地よい香りの余韻が残ります。この余韻がまた、リラックス効果を高めてくれるようです。キャンドルとしては、香りの変化のグラデーションが非常に楽しめると感じました。
まとめ
ニコライ パフュームキャンドル ブルーリラ(ブルーライラック) 190gは、期待を遥かに超える素晴らしいキャンドルでした。日本未発売という希少性はもちろんのこと、その香りのクオリティの高さには脱帽です。ブルーライラックの香りは、甘さの中に洗練されたグリーンノートやウッディノートが絶妙にブレンドされており、大人っぽい、上品なフローラルフレグランスとして完成されています。
お部屋のインテリアとしても映える美しいガラス容器、安定した燃焼、そして長時間続く心地よい香りは、自分へのご褒美や、大切な人へのギフトにも最適だと感じました。送料無料でこのクオリティは、非常にお得感があります。香りにこだわりたい方、ワンランク上のリラックスタイムを求める方には、ぜひ一度試していただきたい逸品です。
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