WoodWick ウッドウィック ハースウィック 89 (メロンブロッサム) 感想レビュー
WoodWickのキャンドルは、その特徴的な「ハースウィック」と呼ばれる太い芯が、まるで暖炉の炎のようなパチパチという音を奏でることで有名です。今回、私が試したのは「ハースウィック 89 メロンブロッサム」という香り。このレビューでは、その香りの体験、燃焼時の音、そして全体的な満足度について、詳しくお伝えしたいと思います。
開封と第一印象
まず、届いた箱を開けた瞬間の第一印象は、洗練されたパッケージでした。シンプルながらも高級感があり、ギフトとしても喜ばれそうなデザインです。キャンドル本体は、ウッドウィックらしい木製の蓋が付いており、スタイリッシュな雰囲気を醸し出しています。
蓋を開けると、ふわりと香りが漂ってきました。メロンブロッサムという名前から、どのような香りかと想像していましたが、甘すぎず、爽やかさも感じられる、期待通りの香りでした。例えるなら、熟したメロンのジューシーさに、摘みたての白い花のような繊細なフローラルが加わったようなイメージです。人工的な香料っぽさはなく、自然で上品な印象を受けました。
点火と燃焼体験
いよいよ点火です。ハースウィックは通常のキャンドルよりも太く、一度に火がつきやすいのが特徴です。マッチを近づけると、すぐに炎が灯り、パチパチという心地よい音が聞こえ始めました。この音は、リラックス効果を高めてくれるまさにウッドウィックならではの魅力です。まるで、静かな夜に暖炉の火を囲んでいるような、そんな温かい雰囲気を作り出してくれます。
燃焼が始まると、メロンブロッサムの香りが部屋全体に広がり始めました。香りの広がり方は、強すぎず弱すぎず、ちょうど良いと感じました。玄関からリビングに入った時や、他の部屋からリビングに移動した時に、ふんわりと香りが鼻をくすぐるような感覚です。
香りの詳細な分析
メロンブロッサムの香りは、トップノートは瑞々しいメロンが支配的です。熟しすぎた甘ったるさではなく、青さも残るフレッシュなメロンの香りが、気分をリフレッシュさせてくれます。
ミドルノートとして、白い花々の繊細な香りが加わってきます。これは、ジャスミンやチュベローズのような、上品で甘すぎないフローラルだと感じました。メロンの香りと絶妙に調和し、奥行きと複雑さを与えています。
ベースノートには、ほのかなムスクやウッディなニュアンスも感じられるかもしれません。これらが香りを落ち着かせ、持続性を高めているように思えます。全体として、爽やかさ、甘さ、そして上品さのバランスが非常に良く、飽きのこない香りだと感じました。
燃焼時間とロウの残り方
燃焼時間についても満足のいくものでした。均一に燃焼し、ススが出にくいのもウッドウィックの利点だと感じます。キャンドルが燃え進むにつれて、ロウが壁面に均一に溶けていくため、無駄なく最後まで使い切れる印象です。
ハースウィックの音について
ハースウィックの「パチパチ」という音は、癒しの効果が抜群です。テレビを消して、このキャンドルを灯すだけで、空間の雰囲気が一変します。読書や作業中にも、邪魔にならない程度の心地よい音で、集中力を妨げません。むしろ、リラックスした状態に導いてくれるため、生産性向上にも繋がるかもしれません。
まとめ
「WoodWick ウッドウィック ハースウィック 89 メロンブロッサム」は、見た目の美しさ、心地よい香り、そしてユニークな燃焼音と、総合的に非常に高い満足度を得られるキャンドルでした。メロンブロッサムの香りは、甘すぎず爽やかで、どんなシーンにもマッチするでしょう。特に、リラックスしたい時や、お部屋の雰囲気を変えたい時におすすめです。パチパチという音は、他にはない特別な体験を提供してくれます。ギフトとしても、自分へのご褒美としても、自信を持っておすすめできる一品です。
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