日本香堂 毎日ローソク 3号 (280334) 取り寄せ商品レビュー
日本香堂の「毎日ローソク 3号」は、その名の通り、日々の暮らしの中で気軽に使えることを想定されたローソクです。今回、長年愛用している線香ブランドである日本香堂から出ているローソクということで、品質への期待を込めて取り寄せました。届いた箱を開けた時の第一印象は、「シンプルでありながら、丁寧な梱包」というものでした。取り寄せ商品のため、多少の時間がかかることは想定していましたが、予定通りに到着し、安心しました。
開封と第一印象
箱を開けると、まず目に飛び込んできたのは、均一な白色と、整然と並んだ20本のローソクです。1本1本のサイズ感は、まさに「3号」という表記にふさわしい、日常使いにちょうど良い大きさです。手に取ってみると、滑らかな表面と、しっかりとした硬さを感じます。安価なローソクにありがちな、表面のざらつきや、折れやすさを感じさせるような印象は一切ありません。灯した時に発生する煙の量も少なく、煤(すす)も出にくいという日本香堂ならではのこだわりが、この一本一本に詰まっているのだろうと、期待が膨らみました。
実使用レビュー:灯してみた感想
早速、仏壇に供えるために灯してみました。火を灯した瞬間、「スッ」と静かに炎が立ち上がる感覚に、これまた日本香堂らしい丁寧さを感じました。炎は、安定しており、揺らぎが少ないのが特徴です。これにより、視覚的な落ち着きが得られ、手を合わせる際の集中を妨げません。
燃焼時間と安定性
「毎日ローソク」という名前から、ある程度の燃焼時間は期待していましたが、実際の使用感はそれを上回るものでした。約70~80分程度は安定して燃焼してくれるので、お祈りの時間や、ちょっとしたリラックスタイムに十分な長さです。途中で炎が消えたり、不安定になったりすることはありませんでした。これは、芯の品質や、蝋の配合が非常に優れている証拠だと感じます。溶けた蝋が垂れる量も非常に少なく、ローソク立てを汚す心配もほとんどありません。この点も、日常的に使う上では大きなポイントです。
煙と香り
最も期待していた点の一つが、煙の少なさです。確かに、煙の量は非常に少ないです。普段、線香を焚く際にも、煙の少ないものを選んでいますが、ローソクでも同様の配慮がされていることに感銘を受けました。閉め切った部屋でも、不快な煙たさを感じることはありませんでした。また、香りはほとんど感じられません。これは、仏事用として、また、他の香りとの干渉を避けたい場合に最適です。無香料であることで、食事中や読書中など、どのようなシチュエーションでも邪魔をしないという汎用性の高さがあります。
コスパと汎用性
1箱20本入りで、この品質と燃焼時間を考えると、非常にコストパフォーマンスが高いと言えます。毎日のように使用することを想定すると、消耗品であるローソクの価格は重要ですが、「安かろう悪かろう」ではない、確かな品質がここにあります。仏壇用はもちろんのこと、停電時の明かりや、キャンドルナイト、お風呂でリラックスする際など、様々な用途に活用できそうです。
まとめ
日本香堂の「毎日ローソク 3号」は、「日常使い」というコンセプトを高いレベルで実現した、素晴らしいローソクです。安定した燃焼、少ない煙、そして低価格という、ローソクに求められる基本的な要素をすべて高いレベルで満たしています。取り寄せ商品であるため、すぐに手に入らないという点はありますが、それだけの価値がある商品だと断言できます。仏事用はもちろん、様々なシーンで「ちょっとした明かり」として使いたい方には、自信を持っておすすめできる逸品です。
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